前へ
次へ

離婚裁判を起こしてから結審するまでの段階

離婚裁判を起こしてから結審するまでには大きく3つの段階があります。まず最初に家庭裁判所に提訴するため訴状を提出することになります。家庭裁判所はそれを受け取ってから、出廷する期日が書かれた「口頭弁論期日呼び出し状」が夫婦の基に送られるのです。そして、夫婦はその期日に家庭裁判所に赴き口頭弁論が行われ、これが2つ目の段階となります。口頭弁論ではまず論点整理をして、証拠を提出、そして、お互いが主張することとなり、一般的に言われる裁判が行われるわけです。口頭弁論は1回で終わることは珍しく、多くの場合は2回ほどで終わります。しかし、それでも結論に至らない場合は、さらに口頭弁論を繰り返し行われていくのです。そして、判決がまとまる状態になったら、離婚裁判の終了となり、裁判所が離婚か否かを判断を下すことになります。それが最後の3つ目の段階で、裁判所の決定は強制力があるため、お互いにそれに従う必要があります。

Page Top